〜倖せな時間〜



倖せな時間は直ぐに終わる


誰かに聴いた言の葉。
実感出来ずに居たけれど、
今になって気付いた。
真実だと。
(楠本 真朝)



凄く倖せだった。
今まで感じた事無い程の倖せ。
きっと生きてきた中で、
一番笑顔の多かった時間(トキ)だろう。
其の手を掴めていた事が、
何よりもずっとずっと大きなもの。
一番大切だからこそ、あたしは――。
(如月 朱鷺)



空を切る手。
もう、温かな貴方の手は、傍には無いのに。
思わず伸ばしたては、空を切るだけで。
(鎖琉 由槻)



そんなにも大切な存在だった君。
その事を、今になって想い知る。
今更になって気付いたんだ…。
(佐倉 砂名)



気付けば涙があふれてた。
貴方が居ない。
其れがとても重要で。
自分から手を離したのに。
後悔してるなんて馬鹿馬鹿しい。
自分の責任なのに。
(朝倉 未来)



今、貴方は如何してるかな?
倖せで居るかな?
俺には確かめる事も出来ない。
(如月 蓮華)



君が倖せなら、
僕は倖せだよ。
もう、傍には居られないけど…
君の倖せだけ、祈っている。
(暁 蓮)




独りにしないで

叫ぶ事が出来たら、どれだけ楽だろう。
ボクには君しか居ないと判ってる。
だけど、君の倖せを考えたら、
この手を放すべきなんだろうね。
(瀬李亜)



頭では判っているのに。
消滅(き)えようとしても、貴方が浮かんで、
怖くなるのです。
感じていた以上に、貴方は大きな存在で。
一時も放れたくないと感じてしまうのです。
(舞)





そして、また其の手を掴んでしまいそうになって。

あと少し。

最期を迎えられる程、強くなるまで、
一緒に居る事は…

赦してもらえるのでしょうか…?





共同。

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